日本屈指の観光地・沖縄県のシンボルとして多くの観光客が訪れる首里城。独自の文化で栄えた琉球王国の中心的役割を成していた城として知られています。

那覇市内からのアクセスも良い高台にある首里城は沖縄観光には欠かせないスポット。

今回は歴史を交えて首里城の魅力や見どころをご紹介いたします。

首里城はいつ頃からある?(築城~戦前)

那覇市や那覇港を見下ろす丘陵地に佇む首里城。東シナ海の地の利を生かした中継貿易で栄えた琉球王朝(当時は琉球国)の居城で、沖縄県最大の城でした。

日本の城特有の天守を持つ城ではなく、中国の建築様式の影響を受けた独特の雰囲気を持っています。

正確な築城年度は不明で、発掘調査などから最古のものは14世紀末と推測。1429年とされる三山統一による琉球王国誕生以前には城の形が出来上がっていたことになります。

450年ほど続いた琉球王朝時代には政治を司る中心地として機能。1925年には正殿や守礼門などが旧国宝に指定されています。

太平洋戦争の沖縄戦で焼失するまで名実ともに沖縄県を代表する建築物でした。

戦禍で焼失!復元は近年になってから(戦争~現在)

旧国宝にも指定され歴史的価値が非常に高い建築物であった首里城は、第二次世界大戦の沖縄戦で焼失。戦後は復興されることなく城郭内に琉球大学が建設されたため完全に破壊されました。

城壁や建物の基礎が一部残っており、それを元に1980年代末から本格的な復元を開始。1992年には正殿などが復元され、首里城公園として整備されています。

大河ドラマ「琉球の風」や沖縄サミットでも利用。首里城跡は琉球王国のグスク及び関連遺産群として、2000年に世界遺産に登録されていますよ。

2017年現在の正殿は、火災で焼失後1715年に再建された姿を元に建造。

2006年には日本100名城にも指定され、那覇観光の中心スポットにもなっています。

首里城で見ておきたいスポット

正殿

首里城で王が居住する建物として一際異彩を放つ正殿。国王が政務を執り行う玉座も復元され、琉球王朝当時の雰囲気を垣間見ることができます。

調度品や中国の王朝から贈られた扁額などは戦争で焼失しているため、そのほとんどが復元。それでも見事なまでに再現しているので見ごたえが十分ありますよ。

また正殿内には、古い正殿の基礎などの遺構も見学可能です。

守礼門

戦後多くの沖縄県民が願ったのが首里城の再建。その中で真っ先に再建・復元されたのが守礼門でした。

日本の城の大手門にあたる守礼門は、観光時の記念撮影ポイントとしても有名。今では街中で見ることが少なくなった二千円札に描かれていることでも知られていますよ。

首里城の中でも沖縄らしさを感じるスポットです。

首里森御嶽

琉球信仰の祭祀を執り行う御嶽。政治や軍事の拠点だった首里城内にある首里森御嶽は城内屈指の聖域として知られるところ。

流行りのパワースポット巡りにもおすすめで、首里城の穴場スポットの一つ。

城内に10ヶ所ある御嶽の中でも「気」と「力」が強い首里森御嶽で鋭気を充満してみるのもいいですね。

首里城アクセス情報

琉球王朝の栄華を感じることができる首里城。那覇市の丘陵地にあり市街地からも比較的近いためアクセスも良好です。

城周辺一帯は首里城公園として整備され、ゆいレールの首里駅から散策しながら訪れるのもおすすめ。レンタカーならば駐車場も完備しているので気軽に訪れることができますよ。

那覇の観光スポットの一つでもある国際通りからは車で約15分!

首里城周辺には世界遺産に登録されている識名園や玉陵など魅力的な歴史スポットもあるので首里城とセットで立ち寄ってみるのもいいですね。

【ゆいレールでのアクセス】
・首里駅より徒歩で15分(守礼門まで)
【車でのアクセス】
・那覇空港より約40分
・那覇市街地(国際通り)より約15分

【首里城基本情報】

・住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2
・営業時間:8:00~19:30(無料区間)、8:30~19:00(有料区間)
      *時期により異なる
・定休日:7月第1水曜及び翌日
・料金:大人820円、高校生620円、小中学生310円
・駐車場:あり(有料)
・URL:http://oki-park.jp/shurijo/

まとめ

沖縄へ行ったら多くの観光客が立ち寄る首里城。戦争で破壊された琉球王朝の名城は復元され那覇市トップクラスの観光スポットへと成長を遂げています。

かつてこの地が誇った栄華と独自の沖縄文化を垣間見ることが可能。レンタカー観光でも行っておきたいドライブスポットです。

沖縄の歴史を知る上でもおすすめですよ。