名古屋市や周辺地域にとって身近な道路として親しまれる名古屋高速。普段何気なく使っている名古屋高速は、車社会の名古屋市において交通網の象徴として存在しています。

2013年に計画路線全線が開通し新たな時代へと突入。

地元の人も観光客もこれを読めば名古屋高速のことがわかるよう、徹底解説にて名古屋高速の全てへとご案内いたします。

名古屋高速とは?全線開通までの道のりと歴史

1965年に計画はまとめたれた名古屋高速道路。オリンピックや万博を機に国費が投入され整備が進んだ首都高速や阪神高速を見ならい、名古屋オリンピック誘致での高速整備を目論むがソウルに敗れた苦い歴史を持っています。

そのため車社会とバブル経済が到来した1980年代でも高速道路建設が順調に進まず、三大都市圏の中では見劣りする整備状況でした。

東京や大阪に比べて都市高速が15年遅れていると言われる中、反対一辺倒だった市民の意識変化も後押し。

1990年代以降は急激に建設ピッチがあがり2013年には当初計画の全線が開通する運びとなりました。

名古屋高速最大の特徴は、なんと言っても渋滞の少なさ。

一般道整備が全国一の名古屋ならではの状況で、交通量の割には車が混まないことでも知られています。

名古屋高速は、法律上は県道や市道と同じ扱いのため、一部路線を除いて制限速度が60kmに設定されています。

各路線にはオービスも設置され、覆面パトカーも巡回していますので速度超過にはご注意を。

名古屋高速全9路線徹底解説!

2017年現在、名古屋高速は全線が開通し、全ての路線が名古屋第二環状自動車道(名二環)へ接続しています。

さらに東名高速、名神高速をはじめ東名阪自動車道や伊勢湾岸自動車道への乗り入れも容易で何処へ行くにも便利な都市高速です。
ここでは名古屋高速の全9路線についてワンポイントの特徴を踏まえてご紹介いたします。
【1号楠線】
・区間:楠JCT~東片端JCT
・接続:名二環、名古屋高速(11号小牧線、都心環状線)
・特徴:名古屋市北区(楠)から東区(東片端)までほぼ直線
・制限速度:60km/h
【2号東山線】
・区間:新洲崎JCT~高針JCT
・接続:名二環、名古屋高速(5号万場線、都心環状線)
・特徴:唯一のトンネル区間あり。東名高速「名古屋IC」へのアクセス路
・制限速度:60km/h
【3号大高線】
・区間:鶴舞南JCT~名古屋南JCT
・接続:名二環、名古屋高速(1都心環状線)、伊勢湾岸自動車道
・特徴:名古屋高速で最も交通量が多い路線
・制限速度:60km/h
【4号東海線】
・区間:山王JCT~東海JCT
・接続:名古屋高速(都心環状線)、伊勢湾岸自動車道
・特徴:2013年開通。最も新しい名古屋高速
・制限速度:60km/h
【5号万場線】
・区間:名古屋西JCT~新洲崎JCT
・接続:名二環、名古屋高速(都心環状線)、東名阪自動車道
・特徴:三重県方面からのアクセス抜群
・制限速度:60km/h
【6号清須線】
・区間:明道町JCT~清洲JCT
・接続:名二環、名古屋高速(16号一宮線、都心環状線)
・特徴:名古屋市北西部を縦断し名二環へ接続
・制限速度:60km/h
【都心環状線】
・区間:東片端JCT~鶴舞南JCT~山王JCT~新洲崎JCT~明道町JCT
・接続:名古屋高速(1号~6号)
・特徴:時計回りに一方通行。名駅高層ビル群や名古屋城も拝める
・制限速度:60km/h
【11号小牧線】
・区間:楠JCT~小牧IC
・接続:名二環、名古屋高速(1号楠線)、名神高速
・特徴:小牧市方面へのアクセス路。名神高速や中央自動車道方面へ便利
・制限速度:80km/h

【16号一宮線】
・区間:清州JCT~一宮IC
・接続:名二環、名古屋高速(6号清須線)、名神高速
・特徴:一宮や岐阜市方面へのアクセス路。名神高速や東海北陸道方面へ便利
・制限速度:80km/h

名古屋高速トリビア!過去にはUターンがあった?

かつて名古屋高速にはユニークなシステムが存在していました。それが吹上Uターン!

都市高速でUターンって何なの?と感じる人も多いと思いますが、都市高速建設が遅れていた名古屋ならではの苦肉の策がUターンです。

1986年に開通した万場線は、それまで開通していた大高線と接続されていなかったため、このUターン路を設けて接続可能になりました。100m道路と呼ばれ、幅が広くUターン路設置可能な名古屋ならではの裏ワザとも言えますね。

その後、都心環状線の開通によりこの吹上Uターンは無くなりましたが、走ったことがある方にとっては懐かしく感じるのではないでしょうか。

既存の道路幅でも十分に高速道路建設可能な名古屋では、高速にまつわるトリビアも全国的に類を見ないものです。

注意しよう!名古屋高速では右車線にも出口あり

名古屋高速を走行中びっくりしたことはありませんか?

多くの出口が右車線側に設置されており、車線変更できずに予定の出口で降りれなかった経験がある人も少なからずいます。

名古屋高速では右車線も左車線同様に走行車線として扱っていますが、実際は追い越し車線並み! そう、車がビュンビュン来るんです。

左車線を好んで運転する人にとって右車線への移動はどんなときも大仕事。特にトンネル内のカーブの先にある「四谷出口」や大高線の「堀田出口」は名古屋高速屈指の右出口として知る人ぞ知るポイントです。

初めて名古屋高速を利用する方は十分な注意を払って右車線への移動が必要になります。

道路公社も看板を多く設置して早めに案内を掲示していますので、それに従うようにしましょう。

【基本情報】
・名称:名古屋高速道路
・総延長:全9路線81.2km
・ETC:利用可
・クレジット:利用不可

【料金体系】
・名古屋線:普通車770円、大型車1,540円
・尾北線:普通車360円、大型車720円(一部区間:普通車210円、大型車410円)
・ETC割引:あり

【公式HP】
http://www.nagoya-expressway.or.jp/

まとめ

名古屋及び周辺地域を車で移動する際に多くの方が利用する名古屋高速。信号で止まることなく目的地まで短時間で行けるため非常に便利な道路です。

また東名高速や名神高速をはじめ、名古屋周辺の全ての高速道路とも接続しているので観光での利用にもおすすめ。

ETC利用での割引サービスも豊富なな名古屋高速は現在もなお均一料金体系でお得です。