日本で自動車が普及して100年ほど。数々の技術革新の中で自動車も劇的な発展を遂げています。

黎明期から普及期、そして現在にいたるまで様々なタイプのモデルが存在。その中には世界が認める名車として存在するモデルもあります。

スポーツタイプからラグジュアリーまで日本人が誇る名車を独自にランキング!

一度は乗ってみたい車ばかりですよ。

10位:ダットサン「240Z」(1969年)

ダットサン240Zは、日本ではフェアレディZの名前で知られる日産が誇るスポーツカー。

1970年代にはアメリカを中心に大ブームを巻き起こし、ダットサンの名を世界に知らしめました。

グローバルなレベルでは日本のスポーツカーで初めて世界から評価された名車。

日本でも84万円~という破格値が人気を呼び、手軽に乗れるスポーツカーとして爆発的にヒットを飛ばしました。

直列6気筒エンジンは軽快な吹き上がりを見せ、余裕の走りを実現!

当時圧巻の走りでファンを魅了していたスカイラインGT-Rとともに技術の日産を印象づけたモデルです。

アメリカでのヒットがなければ今の日産は無いと言われるくらいダットサン240Zは重要な存在。

今も語り継がれる名車ですよ。

9位:トヨタ「セラ」(1990年)

バブル期最大の副産物と言われるのがトヨタから発売されたセラ。

堅実なトヨタが遊び心で作ったのか?誰もがそう思った1台です。

2ドアのコンパクトカーでありながらガルウィングが標準で装備されたモデルで、装備も含めてワンクラス上のプレミアム感を味わえるのが魅力的。

バブルならではの名車として、今も現役で走っている姿を見かけます。

比較的地位のある方がセカンドカーとして所有するケースが多かったセラ。

両側に車のいない広い場所での乗り降りが必要という贅沢な側面もある面白い車です。

遊び心のある車が少なくなってきた現在において、セラの持つ余裕や余暇といったイメージは後世にも残していきたいもの。

名車としての価値観も高い車ですよ。

8位:いすゞ「FFジェミニ」(1985年)

FFジェミニの愛称で知られ1985年に発売開始されたのが2代目ジェミニ。

スタントを多用したテレビコマーシャルが人気を呼び、いすゞ史上最高の販売台数を記録したモデルです。

街の遊撃手として、その韋駄天的な走りは小型車史上を席巻!

まさに日本の道路事情にベストマッチした1台として名車に讃えられていますよ。

当時いすゞが業務提携をしていたGM社のグローバルカー構想に基づき開発されたモデルがジェミニ。

最高傑作と言われる2代目はFF駆動に転換し小型車ならではの軽快さを全面にだしています。

いすゞ製であったためにトヨタや日産の小型車に比べて隠れた存在でしたが、CMを契機に小型車のダークホースとして今も語り草になっているモデルです。

7位:トヨタ「スポーツ800」(1965年)

ホンダSシリーズのライバルとしてトヨタが開発したスポーツ800。ヨタハチの愛称でも知られており60年代の傑作として評価の高い1台です。

流線型の美しいボディが特徴的で、空気抵抗が少ないことから抜群の性能を発揮。

コンポーネントはほとんどがパブリカからの転用や応用ですが、その走りは全く異次元のもの。

当時の自動車ファンの心をしっかりと掴んだモデルです。

空気抵抗を抑制し超軽量ボディを採用し非力なエンジンパフォーマンスをカバーするスポーツ800。

高出力エンジンを搭載したホンダS600にも負けないほどの逸話をレースでも残していますよ。

累計の販売台数が3,000台ほどであるため、絶版となった現在では手にいれにくいモデルの一つです。

6位:SUBARU「スバル360」(1958年)

かつて日本の道路を走行していたノスタルジックカーの代表格として知られるスバル360。

量産型の軽自動車としては初めて4人乗車を可能にしたモデルで、車社会発展の一躍を担った1台です。

フォルクスワーゲンビートルの「カブトムシ」の愛称に対して「てんとう虫」の愛称で親しまれた大衆車。

日本にマイカーという言葉を定着させたモデルでもあり、自動車の歴史においては欠かせない存在の名車です。

軽量コンパクトで愛くるしいスタイリングとは裏腹に日本初採用の技術もてんこ盛り。

10インチタイヤを履いたのもスバル360が初めてですよ。

1970年まで12年間に渡り生産された名車は今も現役で走行する姿を見ることが可能。

古き良き昭和のイメージを現代に語り継ぐ1台ですね。

5位:マツダ「サバンナRX-7」(1978年)

1978年にマツダから発売された画期的なモデルがサバンナRX-7。

スーパーカーブームのさなかに発売されたこともあり、和製スーパーカーとして羨望のまなざしを受けた1台です。

RX-7最大の特徴は今も評価の高いロータリーエンジン。

573ccの容積を持つ2つのローターエンジンを組み合わせることでNA仕様ながらも高性能を実現しています。

このロータリーエンジンはRX-7の代名詞でもあり、2002年の生産終了まで各モデルで受け継がれてきた名エンジン。

RX-7の登場によりマツダと言えばロータリーエンジンと言われるようになりました。

当時世界のスーパーカー市場で圧倒的なパフォーマンスを発揮していたポルシェ924に似ていることから、和製ポルシェとの異名もとるほどマニア人気の高い1台です。

4位:日産「スカイラインGT-R R32」(1989年)

日本のモータースポーツにおいて数々の栄光を日産にもたらしたスカイラインGT-R。

現在はGT-Rとして独立したモデルとなっていますが、かつてはスカイラインシーリーズのフラッグシップモデルとして君臨していました。

その中でも1989年に発売開始されたGT-R R32型は歴史にその名を残すモデルとして最高評価を得ています。

排ガス規制により生産中止以来16年ぶりに復活したGT-Rは、当時の最新技術を搭載し抜群の動力性能を発揮。

カテゴリーは違えど同じ年に発売されたトヨタセルシオとともに、ハンドルを握る喜びをもたらした1台です。

当時日産で行われていた技術の世界一を目指す「901運動」の集大成が、このスカイラインGT-R R32。

現在もなお語り継がれる伝説のスポーツカーと言えますね。

3位:トヨタ「セルシオ」(1989年)

日本車の歴史が変わったと言われるモデルがトヨタセルシオ!

メルセデスベンツやBMWといった海外メーカーの独占であった高級セダン市場に投入されたトヨタ渾身の1台です。

ボディサイズは日本の実用車には無かった堂々たるもの!

スペックもさることながら、徹底的に研究された静粛性はライバルメーカーが舌を巻くほどでした。

長い年月を開発に費やしバブル期の1989年に発売されたことで、その人気ぶりも異常なほど、世界的にもトップクラスの評価を受けたモデルです。

4,000ccのV8エンジンから繰り出される圧倒的パワー、そして静粛性などのクオリティはどれをとっても現在の日本車では太刀打ちできない言われており、まさに歴史に残る名車として今なお君臨していますよ。

2位:ホンダ「NSX」(1990年)

国産初の本格的なスーパーカーとしてその名を轟かすホンダNSX。

オールアルミ製の軽量ボディにホンダお得意のVTECエンジンを搭載したモデルで、後世に語り継がれる名車の一つです。

F1レーサーのアイルトンセナや中島悟も開発に参加!

自らハンドルを握ってアドバイスをしたと言われています。

NSXはバブル真っ只中の1990年に生産を開始。

当時モータースポーツで世界を席巻していたホンダの知名度は日本車メーカーとしては随一で、NSXの存在は世界的なトピックスになったほどです。

800万円を超える価格にもかかわらず注文も殺到し、最盛期には1年以上の納車待ちも。

ホンダの本気度を示した1台に、フェラーリなど名だたるスーパーカーメーカーも舌を巻くほどでした。

1位:トヨタ「2000GT」(1967年)

日本が誇るスポーツカーの最高峰と言われるのがトヨタ2000GT。

1967年から1970年にかけて生産された国産スポーツカーで、フロントノーズの伸びたスタイリッシュなボディに多くのドライバーが憧れを抱きました。

337台という生産台数の少なさもプレミアに拍車をかけ、現在では2,000万円を超える価値で取引が行われるほど。

実用車主体のトヨタが既にオートバイの代表的メーカーに成長していたヤマハと共同開発で生み出した名車です。

1967年に世界公開された「007は二度死ぬ」ではオープンカー仕様の2000GTが登場。瞬く間に世界から評価を受ける1台として認知されました。

ライバル日産フェアレディZをも凌ぐ動力性能と華麗なスタイリングは永遠の憧れとして、愛知県のトヨタ博物館などで実車を見ることが可能ですよ。

まとめ

独自の基準で選んだ日本の名車ベスト10!

どのモデルも他車にはない魅力を持ち、一度はハンドルを握ってみたいと思う車ばかりです。

時代とともに変わりゆく自動車の性能や技術の中で、圧倒的な存在感は今も昔も変わらないもの。

時代を超えても生き続けるのが名車たる所以ですね。