江戸時代は尾張徳川家の中心都市として栄え、現在は愛知県の県庁所在地として人口230万を数える日本有数の大都市名古屋。

歴史と独自の文化が育んだ「名古屋めし」は、東京でも味わえるなど全国的にも知られた存在です。

戦後の焼け野原の中、道路から整備された名古屋市は、ドライブしながら観光スポットを巡るにもおすすめ。

市の中心地の名駅や栄でも幅広い道路が碁盤の目のように張り巡らされ、渋滞知らずで気楽に街中ドライブを楽しめますよ。
東山動植物園や名古屋港水族館は一日じっくり遊べる全国屈指の規模を誇るスポットで、日本三名城の名古屋城とともに名古屋観光の定番。

実は名古屋は京都よりも寺院が多いという、地元の人もビックリのトリビアがあったりと観光には事欠かない街です。

今回はドライブ途中に立ち寄りやすく、名古屋をじっくり感じて楽しめるおすすめスポットをご紹介いたします。

お勧めスポット①:名古屋城(ここを見れば名古屋の歴史がまるわかり)

「尾張名古屋は城で持つ」と言われ、徳川家康の命により築城された天下の名城として名高い名古屋城。天守閣にそびえる金の鯱は全国的も有名で、名古屋観光の定番スポットになっています。

太平洋戦争の空襲でほとんどを焼失し、現在の天守は戦禍を免れた築城時の設計図をもとに戦後再建されたものです。

戦前は国宝第一号に指定されるほどに美しく、その一片を展示資料や襖絵などからも垣間見ることができますよ。

天守最上階の展望台からは市内を見渡すことができ、名駅の高層ビル群や彼方にそびえる御嶽山も一望。ゴールデンウィークや夏休み期間中には夜景も満喫できます。

日本三名城に数えられる名古屋城は、狩野派の障壁画や天井画が多く現存するのも特徴的。これらは天守にある展示室で見学が可能です。

また2018年の全体公開を目指して再建工事中の本丸御殿は、尾張徳川家の栄華を物語る貴重なスポットとして期待され、工事途中の2017年現在でも部分的に見学ができます。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった三英傑を生み出した名古屋の歴史を実感するには、名古屋城は最適なスポットですよ。

スポット名:名古屋城
住所:愛知県名古屋市中区本丸1-1
営業時間:9:00~16:30(最終入場は16:00)
定休日:年末年始
入場料金:大人500円、中学生以下無料
最寄り駅:地下鉄名城線「市役所駅」
アクセス:名古屋高速「東新町」出口より約5分
駐車場:あり(30分180円)
公式サイト:http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/index.html

お勧めスポット②:大須商店街(名古屋の文化がよくわかる活気ある商店街)

数ある名古屋の商店街の中でも、とりわけ活気があり観光客も多く訪れるスポットが大須商店街。市の中心でもある栄からも徒歩圏内にあり、毎日がお祭りのような賑わいを見せてくれます。

約1,100もの店舗が軒を連ねる商店街は、様々な年代向けのファッションから名古屋めしに代表されるグルメまで楽しめる楽しい町ですよ。

最新スポットが続々オープンしながらも、どこか昭和の雰囲気を残した下町風情はとても魅力的。

一日居ても飽きずブラリ散策するだけでも楽しいですが、下町グルメを食べ歩きするのも大須商店街の醍醐味ですね。そんな大須商店街では足を止めたくなるようなおいしそうな匂いがあちらこちらから立ちこめています。

味噌カツや台湾ラーメン、食べ歩きに便利な天むすや台湾唐揚げなどの名古屋めしを一度に味わえるのも大須商店街ならではです。
また大須商店街の西端には大須観音があり、厄除け祈願や初詣の名所としても地元では有名。名古屋グルメを堪能しながら下町の文化に触れ合うことができる大須商店街は、名古屋でトップクラスの人気を誇る観光スポットとしておすすめですよ。

スポット名:大須商店街
住所:愛知県名古屋市中区大須界隈
営業時間:店舗により異なる
定休日:店舗により異なる
最寄り駅:地下鉄鶴舞線「大須観音駅」
アクセス:名古屋高速「白川」「東別院」出口より約5分
駐車場:近隣駐車場利用(30分150円~、打ち切りあり)
公式サイト:http://osu.co.jp/index.html

お勧めスポット③:トヨタ産業技術記念館(産業技術の集積地としての名古屋を発見できる)

自動車産業の街として有名な名古屋において象徴的な博物館がトヨタ産業技術記念館です。

JR名古屋駅からもほど近い場所にある記念館は、トヨタグループ発祥の地としても地元では知られた存在。豊田佐吉により建設された「豊田自動織布工場」の赤レンガ造りの工場を利用し、トヨタグループの過去・現在・未来を展示しています。

館内は繊維機械館と自動車館に分かれており、まずは自動織機の発明から自動車生産に至るまでの歴史をじっくり見学。自動車館では実車も多く展示されており、車作りの変遷もよくわかります。まだトヨダと呼ばれていた時代のAA型乗用車などの名車もあり、旧車ファンには至福の時間ですね。

もの作りの楽しさを体験できるワークショップや体験コーナーも充実しており、子供連れのファミリーにもおすすめ。機械工学がわからなくても楽しく見学でき、発見も多い施設です。

近隣には陶磁器メーカーのノリタケの博物館「ノリタケの森」もあり共通入場券も発売中で、名古屋の地場産業2社の博物館をじっくり楽しむことも可能。

トヨタ産業技術記念館は、行って見て納得の発見多いスポットで、名古屋観光の穴場スポットです。

スポット名:トヨタ産業技術記念館
住所:愛知県名古屋市西区則武新町4丁目1-35
営業時間:9:30~17:00(最終入場は16:30)
定休日:月曜日、年末年始
入場料金:大人500円、中高生300円、小学生200円
最寄り駅:名鉄名古屋本線「栄生駅」
アクセス:名古屋高速「錦橋」出口より約10分
駐車場:あり(無料)
公式サイト:http://www.tcmit.org/

まとめ

かつては工業都市としてイメージがあった名古屋市は、魅力ある観光スポットを多く有する観光都市へと変貌しています。

今回ご紹介したスポットは、名古屋の魅力を知る上での基本となる歴史・文化・産業を垣間見ることができるスポットです。

独自の文化を持ちこれまで全国発信の少なかった不思議な街名古屋を知れるスポットは他にも多く存在。表玄関の名古屋駅界隈や最大の繁華街の栄を探訪するだけでも様々な発見ができますよ。

大都市でありながら物価が安いと言われ、どこか田舎の雰囲気も持つ名古屋市。歴史スポットや名古屋めしのみならず、最新カフェなどのスポットも多いので、渋滞知らずの市街地をドライブしながら探索してみてはいかがですか。