江戸時代は尾張徳川家の中心都市として栄え、現在は愛知県の県庁所在地として人口230万を数える日本有数の大都市名古屋。
戦後の焼け野原の中、道路から整備された名古屋市は、ドライブしながら観光スポットを巡るにもおすすめ。
実は名古屋は京都よりも寺院が多いという、地元の人もビックリのトリビアがあったりと観光には事欠かない街です。
今回はドライブ途中に立ち寄りやすく、名古屋をじっくり感じて楽しめるおすすめスポットをご紹介いたします。
お勧めスポット①:名古屋城(ここを見れば名古屋の歴史がまるわかり)
太平洋戦争の空襲でほとんどを焼失し、現在の天守は戦禍を免れた築城時の設計図をもとに戦後再建されたものです。
天守最上階の展望台からは市内を見渡すことができ、名駅の高層ビル群や彼方にそびえる御嶽山も一望。ゴールデンウィークや夏休み期間中には夜景も満喫できます。
また2018年の全体公開を目指して再建工事中の本丸御殿は、尾張徳川家の栄華を物語る貴重なスポットとして期待され、工事途中の2017年現在でも部分的に見学ができます。
スポット名:名古屋城
住所:愛知県名古屋市中区本丸1-1
営業時間:9:00~16:30(最終入場は16:00)
定休日:年末年始
入場料金:大人500円、中学生以下無料
最寄り駅:地下鉄名城線「市役所駅」
アクセス:名古屋高速「東新町」出口より約5分
駐車場:あり(30分180円)
公式サイト:http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/index.html
お勧めスポット②:大須商店街(名古屋の文化がよくわかる活気ある商店街)
数ある名古屋の商店街の中でも、とりわけ活気があり観光客も多く訪れるスポットが大須商店街。市の中心でもある栄からも徒歩圏内にあり、毎日がお祭りのような賑わいを見せてくれます。
最新スポットが続々オープンしながらも、どこか昭和の雰囲気を残した下町風情はとても魅力的。
一日居ても飽きずブラリ散策するだけでも楽しいですが、下町グルメを食べ歩きするのも大須商店街の醍醐味ですね。そんな大須商店街では足を止めたくなるようなおいしそうな匂いがあちらこちらから立ちこめています。
スポット名:大須商店街
住所:愛知県名古屋市中区大須界隈
営業時間:店舗により異なる
定休日:店舗により異なる
最寄り駅:地下鉄鶴舞線「大須観音駅」
アクセス:名古屋高速「白川」「東別院」出口より約5分
駐車場:近隣駐車場利用(30分150円~、打ち切りあり)
公式サイト:http://osu.co.jp/index.html
お勧めスポット③:トヨタ産業技術記念館(産業技術の集積地としての名古屋を発見できる)
自動車産業の街として有名な名古屋において象徴的な博物館がトヨタ産業技術記念館です。
館内は繊維機械館と自動車館に分かれており、まずは自動織機の発明から自動車生産に至るまでの歴史をじっくり見学。自動車館では実車も多く展示されており、車作りの変遷もよくわかります。まだトヨダと呼ばれていた時代のAA型乗用車などの名車もあり、旧車ファンには至福の時間ですね。
近隣には陶磁器メーカーのノリタケの博物館「ノリタケの森」もあり共通入場券も発売中で、名古屋の地場産業2社の博物館をじっくり楽しむことも可能。
スポット名:トヨタ産業技術記念館
住所:愛知県名古屋市西区則武新町4丁目1-35
営業時間:9:30~17:00(最終入場は16:30)
定休日:月曜日、年末年始
入場料金:大人500円、中高生300円、小学生200円
最寄り駅:名鉄名古屋本線「栄生駅」
アクセス:名古屋高速「錦橋」出口より約10分
駐車場:あり(無料)
公式サイト:http://www.tcmit.org/
まとめ
かつては工業都市としてイメージがあった名古屋市は、魅力ある観光スポットを多く有する観光都市へと変貌しています。
今回ご紹介したスポットは、名古屋の魅力を知る上での基本となる歴史・文化・産業を垣間見ることができるスポットです。
独自の文化を持ちこれまで全国発信の少なかった不思議な街名古屋を知れるスポットは他にも多く存在。表玄関の名古屋駅界隈や最大の繁華街の栄を探訪するだけでも様々な発見ができますよ。
大都市でありながら物価が安いと言われ、どこか田舎の雰囲気も持つ名古屋市。歴史スポットや名古屋めしのみならず、最新カフェなどのスポットも多いので、渋滞知らずの市街地をドライブしながら探索してみてはいかがですか。